ヒトでは一つの遺伝子から、細胞の種類や状態によって長さの異なる蛋白が作られること…
ヒトでは一つの遺伝子から、細胞の種類や状態によって長さの異なる蛋白が作られることがある。この仕組みの説明として正しいのはどれか。
- ⑴ 転写の開始を決める領域の塩基の並びが細胞の種類ごとに書き換えられ、作られる蛋白が入れ替わります。その領域の塩基の並びは書き換えられず、そこに結合する蛋白の違いで量が変わります。
- ⑵ イントロンは初めから転写されないため、前駆体の段階でもエキソンだけがつながった形になっています。前駆体にはイントロンも含まれており、その後の過程で取り除かれます。
- ⑶ 遺伝暗号は3つの塩基で1つのアミノ酸を指定しますが、細胞の種類によって対応するアミノ酸が入れ替わります。遺伝暗号の対応はヒトの体の細胞で共通で、細胞の種類によって入れ替わりません。
- ⑷ 転写された前駆体からイントロンが取り除かれるとき、つなぎ合わせるエキソンの組合せが変わることで生じます。同じ前駆体からつなぐエキソンの選び方を変えることで、異なる蛋白が作られます。
- ⑸ エキソンとイントロンの並び順がゲノムの上で細胞ごとに組み替えられ、その結果として長さが変わります。ゲノムの塩基の並びは細胞ごとに組み替えられず、変わるのは転写後のつなぎ方です。
解説
正解は、イントロンを取り除くときにつなぎ合わせるエキソンの組合せが変わることで生じるという説明です。遺伝子はまずイントロンを含んだ前駆体として転写され、そこからイントロンが取り除かれて成熟した伝令の核酸になります。このときつなぐエキソンの選び方を変えられるため、同じ遺伝子から長さや働きの違う蛋白が作られます。ゲノムの塩基の並び自体は細胞ごとに組み替えられません。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。