熱帯地域から帰国した後に発熱を繰り返す患者で、血液を用いて寄生虫を探すことになっ…
熱帯地域から帰国した後に発熱を繰り返す患者で、血液を用いて寄生虫を探すことになった。検査の進め方として正しいのはどれか。
- ⑴ 厚く広げた標本は赤血球の形をそのまま保って観察するので、赤血球の中の原虫の位置を確かめるのに向きます。厚く広げた標本では赤血球を溶かして観察するため、赤血球との位置関係は分かりません。
- ⑵ 夜間に血液中へ多く出てくるミクロフィラリアを探すときは、昼過ぎに採血すると最も見つけやすくなります。血液中に多く出る時刻に合わせるのが原則なので、夜間に採血する必要があります。
- ⑶ 採血した血液を室温に長く置いてから塗抹すると、原虫の形が保たれて見分けがつきやすくなります。時間がたつと原虫の形が崩れるため、採血後は速やかに塗抹して標本を作ります。
- ⑷ 血液中の原虫は熱が下がっている時期に多く出てくるため、平熱に戻ったことを確かめてから採血します。発熱している時期を含めて繰り返し採血するのが原則で、平熱を待つ必要はありません。
- ⑸ 薄く広げた塗抹標本で原虫の形と赤血球の変化を確かめ、厚く広げた標本では少ない原虫を見つけやすくします。薄い標本は形の見分けに向き、厚い標本は多くの血液を見られるので検出に向きます。
解説
正解は、薄く広げた標本で形と赤血球の変化を確かめ、厚く広げた標本で少ない原虫を見つけやすくするという進め方です。薄い標本は赤血球の形を保つので原虫の種類の見分けに向き、厚い標本は赤血球を溶かして多くの血液を観察できるため検出に向きます。両方を作るのが基本です。また採血後は速やかに塗抹し、血液中に多く出てくる時刻に合わせて採血します。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。