粘液と血液の混じった便が続く患者で、糞便から赤痢アメーバが疑われた。この原虫の栄…
粘液と血液の混じった便が続く患者で、糞便から赤痢アメーバが疑われた。この原虫の栄養型と嚢子の性質として正しいのはどれか。
- ⑴ 感染は嚢子を口から取り込むことで起こり、粘血便の中には赤血球を取り込んだ栄養型がみられます。外の環境に耐える嚢子が感染源となり、粘血便には赤血球を含む栄養型が現れます。
- ⑵ 赤痢アメーバの成熟した嚢子は核を1個だけもつため、核の数で大腸アメーバの嚢子と見分けられます。赤痢アメーバの成熟した嚢子は核を4個もち、核の数で見分ける点は正しいものの数が違います。
- ⑶ 嚢子は偽足を伸ばして動きまわるため、採ったばかりの便では動く様子を顕微鏡で観察できます。偽足を出して動くのは栄養型で、厚い殻をもつ嚢子は運動する仕組みをもちません。
- ⑷ 感染は栄養型を口から取り込むことで起こり、栄養型は胃酸に強いので胃を通り抜けて大腸に達します。栄養型は胃酸や乾燥に弱く、口から入っても大腸まで生きて達することはできません。
- ⑸ 栄養型は乾燥や胃酸に強く固い便に多く出てくるため、有形便を用いた観察のほうが見つけやすくなります。有形便で多く見つかるのは嚢子で、栄養型は粘血便や下痢便を採ってすぐに探します。
解説
正解は、感染は嚢子を口から取り込むことで起こり、粘血便には赤血球を取り込んだ栄養型がみられるという説明です。赤痢アメーバは、外の環境に耐える嚢子と、腸の中で偽足を出して動く栄養型という二つの形をとります。栄養型は胃酸や乾燥に弱いため感染源にはならず、下痢便や粘血便を採ってすぐに探します。固い便では嚢子として見つかることが多くなります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。