脳脊髄液の蛋白が増えていた患者で、脳脊髄液と血清のアルブミンをそれぞれ測り、その…
脳脊髄液の蛋白が増えていた患者で、脳脊髄液と血清のアルブミンをそれぞれ測り、その比を求めた。この検査の考え方として正しいのはどれか。
- ⑴ 免疫グロブリンが中枢で作られているかを調べるには、脳脊髄液の免疫グロブリンの量だけを見れば判断できます。血液側から漏れ出た分が混じるため、アルブミンの比で補正して初めて判断できます。
- ⑵ アルブミンは分子が大きく関門を通れないため脳脊髄液には含まれず、比は血清の値だけから求めます。健康な人の脳脊髄液にもわずかにアルブミンがあり、その量を血清と比べて評価します。
- ⑶ アルブミンは中枢では作られず血液側から入ってくるため、この比が大きいときは血液との間の関門の障害を意味します。中枢で作られない蛋白なので、脳脊髄液側に多いことは血液側から漏れ出たことを示します。
- ⑷ この比は脳脊髄液を採取した部位によらず一定になるので、後頭下から採ったものでも腰椎から採ったものと同じ値になります。脳脊髄液の蛋白の濃度は下方の腰部で高くなるため、採取部位によって比も変わります。
- ⑸ アルブミンは脳脊髄液の中の細胞が作るため、この比が大きいときは脳脊髄液の細胞が増えたことを示します。アルブミンは肝臓で作られる蛋白で、脳脊髄液中の細胞が作るものではありません。
解説
正解は、アルブミンが中枢では作られないため、この比が大きいときは血液との間の関門の障害を意味するという考え方です。アルブミンは肝臓で作られて血液中を流れる蛋白で、健康な人の脳脊髄液にはごくわずかしか入りません。したがって脳脊髄液側の量が血清に比べて増えていれば、血液側から漏れ出ていると読めます。免疫グロブリンが中枢で作られたかを調べるときも、この比で補正します。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。