これまで使ってきた試薬を新しい試薬に切り替えるにあたり、同じ患者検体を両方の方法…
これまで使ってきた試薬を新しい試薬に切り替えるにあたり、同じ患者検体を両方の方法で測って比べることにした。この評価の考え方として正しいものを2つ選べ。
- ⑴ 両方の測定値から回帰直線を求めると、切片は濃度によらない一定のずれを、傾きは濃度に比例するずれを表します。回帰直線の切片と傾きは、それぞれ濃度に依存しないずれと濃度に比例するずれに対応します。
- ⑵ 濃度の分かった物質を検体に加えて測り、加えた量に対してどれだけ回収できたかを求めると、正確さを評価できます。加えた量と測れた量を比べるので、真の値からのずれ、すなわち正確さの評価になります。
- ⑶ 溶血した検体で値が違ったときは、装置の校正をやり直すことで共存する物質の影響を取り除けます。校正は装置側のずれを直すもので、検体に混じった物質そのものの影響は残ります。
- ⑷ 両方の方法で測った値の相関係数が1に近ければ、どの濃度域においても二つの方法が同じ値を出していると判断できます。相関係数は直線に乗るかを示すだけで、一定のずれがあっても1に近い値になります。
- ⑸ 両方の方法で測った値の平均が一致していれば、個々の検体では方法による差がないと判断できます。高い側と低い側のずれが打ち消し合うと平均は一致するため、個々の差は別に調べます。
解説
正解は⑴と⑵です。方法を切り替えるときは、同じ検体を両方で測って回帰直線を求めます。切片は濃度によらない一定のずれ、傾きは濃度に比例するずれに対応するので、どの濃度域でどれだけ違うかが分かります。あわせて濃度の分かった物質を加えて回収の程度を調べると、真の値からのずれを評価できます。相関係数や平均の一致だけでは、一定のずれや個々の検体での差を見落とします。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。