むくみと血清アルブミンの低下がみられ、尿への蛋白の漏れも肝臓の障害もない患者につ…
むくみと血清アルブミンの低下がみられ、尿への蛋白の漏れも肝臓の障害もない患者について、腸から蛋白質が失われていないかを調べたい。便を用いる検査の考え方として正しいのはどれか。
- ⑴ 便に含まれる脂肪の量を測り、その値から腸からの蛋白質の漏れを推し量ります。便の脂肪が示すのは脂質の消化と吸収の状態で、蛋白の漏れとは別です。
- ⑵ 便に含まれるアルブミンの量を測り、腸からの漏れを直接に確かめます。アルブミンは消化酵素で分解されるため、便では測る指標になりません。
- ⑶ 血漿の蛋白質のうち消化酵素で分解されにくいものを便で測り、腸からの漏れを推し量ります。分解されずに便へ出る血漿蛋白を指標にすれば、腸からの漏れを推定できます。
- ⑷ 便に含まれる消化酵素の量を測り、その値から腸からの蛋白質の漏れを判断します。便の消化酵素は膵臓の外分泌の働きを映すもので、蛋白の漏れとは別です。
- ⑸ 便の潜血反応が陽性であれば、腸から蛋白質が漏れていると判断します。潜血が示すのは出血の有無で、蛋白質が漏れていることの証拠にはなりません。
解説
正解は、血漿の蛋白質のうち消化酵素で分解されにくいものを便で測り、腸からの漏れを推し量るという説明です。腸の粘膜から血漿の蛋白質が漏れ出す病態では、尿にも蛋白が出ず肝臓の働きも保たれているのに血清アルブミンが下がります。アルブミンは腸の中で分解されてしまうため便では追えませんが、アルファ1アンチトリプシンは分解されにくく便へそのまま出るので、漏れの指標として用いられます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。