肝硬変が進んだ患者では、血液中の分岐鎖アミノ酸と芳香族アミノ酸の割合が変化する。…
肝硬変が進んだ患者では、血液中の分岐鎖アミノ酸と芳香族アミノ酸の割合が変化する。この変化の説明として正しいのはどれか。
- ⑴ 分岐鎖アミノ酸は体内で作られるため、比の変化は芳香族アミノ酸の摂取量だけで決まります。分岐鎖アミノ酸は食事からとる必要があり、摂取量だけで比が決まるのでもありません。
- ⑵ 芳香族アミノ酸は主に肝臓で処理されるため、肝臓の働きが落ちると血中に増えて割合が下がります。芳香族アミノ酸の処理は肝臓が担うため、肝不全では血中に増えて比が下がります。
- ⑶ 比の変化は腎臓からの排泄の違いによって生じるもので、肝臓の働きとは別に起こります。この比の変化は肝臓での処理の低下を反映しており、腎臓の排泄によるものではありません。
- ⑷ 分岐鎖アミノ酸は主に肝臓で処理されるため、肝臓の働きが落ちると血中に増えて割合が上がります。分岐鎖アミノ酸は主に筋で使われるため、肝臓の障害では減る方向に動きます。
- ⑸ どちらも肝臓で処理されるため、肝臓の働きが落ちると同じ割合で増えて比は元のままになります。処理される場が異なるため、両者は同じようには動きません。
解説
正解は、芳香族アミノ酸は主に肝臓で処理されるため、肝臓の働きが落ちると血中に増えて割合が下がるという説明です。分岐鎖アミノ酸は主に骨格筋で利用され、芳香族アミノ酸は肝臓で代謝されます。肝硬変が進むと肝臓での処理が滞って芳香族アミノ酸が血中に増え、一方で分岐鎖アミノ酸は筋での消費が進んで減るため、両者の比は小さくなります。この比は肝臓の予備能を推し量る指標として用いられます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。