中性脂肪が著しく高い乳び状の血清で、ナトリウムが低い値と報告されたが、患者には低…
中性脂肪が著しく高い乳び状の血清で、ナトリウムが低い値と報告されたが、患者には低ナトリウム血症を思わせる症状がなかった。この結果の説明として正しいのはどれか。
- ⑴ 検体を薄めてから測る方法では、脂質が占める体積の分だけナトリウムが低く見積もられます。脂質が水の部分を置き換えるため、体積を基準に薄める方法では低く出ます。
- ⑵ 脂質があると電極の膜の感度が上がるので、ナトリウムは高く見積もられます。報告された値は低いので、高く見積もられるという説明では合いません。
- ⑶ 脂質が多い検体では血清の粘りが強く、分注される量が増えてナトリウムが高く出ます。粘りによる誤差はあり得ますが、値が高く出るという方向が結果と合いません。
- ⑷ 脂質はナトリウムと結びついて取り込むので、血液の中の実際のナトリウムが減っています。脂質がナトリウムと結びついて取り込むことはなく、実際の濃度は保たれています。
- ⑸ 薄めずに測る方法のほうが脂質の影響を強く受けるので、薄めて測り直せば正しい値になります。薄めずに測る方法のほうが影響を受けにくく、説明が入れ替わっています。
解説
正解は、検体を薄めてから測る方法では、脂質が占める体積の分だけナトリウムが低く見積もられるという説明です。ナトリウムは血清の水の部分に溶けていますが、脂質や蛋白質が著しく多いと水の部分の割合が減ります。決まった体積を取って薄めてから測る方法では、水の部分が少ない分だけ含まれるナトリウムが少なくなり、低い値として報告されます。薄めずに測る方法では水の部分の濃度をみているため、この影響を受けにくくなります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。