血清アルブミンが低い患者で、血清の総カルシウムが低い値であったが、しびれやけいれ…
血清アルブミンが低い患者で、血清の総カルシウムが低い値であったが、しびれやけいれんなどの症状はみられなかった。この結果の解釈として正しいのはどれか。
- ⑴ アルブミンとカルシウムは結びつかないので、この二つが同時に低いのは偶然によるものです。血中のカルシウムのおよそ半分はアルブミンと結びついています。
- ⑵ アルブミンが低いとカルシウムがアルブミンから離れてイオン型が増えるため、けいれんが起こります。イオン型が増えるのであれば症状は低下ではなく上昇の方向に現れます。
- ⑶ 総カルシウムが低ければイオン型も同じ割合で低いので、症状がないのは測り間違いによります。総量とイオン型は同じ割合で動くとは限らず、測り間違いとは考えません。
- ⑷ カルシウムの一部はアルブミンと結びついているので、アルブミンが低いと総量は下がりますが、イオン型は保たれます。低下したのは蛋白と結びついた分で、働きをもつイオン型は保たれています。
- ⑸ 血液が酸性に傾くとカルシウムはアルブミンと強く結びつくので、イオン型はさらに下がります。酸性に傾くと結びつきは弱まり、イオン型はむしろ増える方向に動きます。
解説
正解は、カルシウムの一部はアルブミンと結びついているので、アルブミンが低いと総量は下がりますが、イオン型は保たれるという説明です。血液中のカルシウムには、アルブミンと結びついたもの、他の物質と結びついたもの、そして働きをもつイオン型があります。総カルシウムはこれらの合計なので、アルブミンが減るとその分だけ低く出ますが、イオン型は調節されて保たれるため症状は現れません。判断に迷うときはイオン型を直接測ります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。