梅毒が疑われる患者に、脂質を抗原とする血清学的検査と、病原体そのものを抗原とする…
梅毒が疑われる患者に、脂質を抗原とする血清学的検査と、病原体そのものを抗原とする血清学的検査の両方が行われた。この二つの検査について正しいのはどれか。
- ⑴ 病原体そのものを抗原とする検査は感染したその日から陽性になるため、接触の直後の判定に使えます。抗体ができるまでに時間がかかるため、感染の直後には陰性のことがあります。
- ⑵ 脂質を抗原とする検査は梅毒にだけ反応するため、陽性であればその時点で梅毒と確定できます。他の病気や妊娠でも陽性になることがあり、これだけでは確定できません。
- ⑶ 脂質を抗原とする検査は治療が効くと値が下がるため、治療の効果や経過をみる目的に使われます。脂質を抗原とする検査は病勢を反映して値が動くため、経過観察に用いられます。
- ⑷ 二つの検査は同じ原理に基づいているため、値は同じ時期に同じように動きます。用いる抗原が異なるため、陽性になる時期も治療後の動き方も違います。
- ⑸ 病原体そのものを抗原とする検査は治療が効くと速やかに陰性となるため、治療の効果の判定に使われます。この検査は治療の後も長く陽性が続くことが多く、効果の判定には向きません。
解説
正解は、脂質を抗原とする検査は治療が効くと値が下がるため、治療の効果や経過をみる目的に使われるという説明です。梅毒の血清学的検査には、体の組織が壊れたときに現れる抗体をとらえる方法と、病原体の成分に対する抗体をとらえる方法があります。前者は病気の勢いを反映して値が動くので経過をみるのに向き、後者は一度陽性になると長く続くので感染したことがあるかどうかの判断に向きます。前者は他の病気でも陽性になることがあるため、二つを組み合わせて判断します。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。