右の上腹部の痛みと発熱があり、皮膚と眼球結膜が黄色くなった患者がいる。血液検査で…
右の上腹部の痛みと発熱があり、皮膚と眼球結膜が黄色くなった患者がいる。血液検査ではビリルビンと胆道系の酵素が上がっていた。考えられる病態として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 赤血球が急に多く壊れてビリルビンが増えた状態で、胆道系の酵素は赤血球から出たものです。赤血球には胆道系の酵素は含まれず、この場合これらの酵素は上がりません。
- ⑵ 膵臓の尾側に炎症が起きた状態で、胆汁の流れが速くなることでビリルビンが上がります。膵臓の尾側の炎症は胆汁の流れを妨げず、流れが速まって黄疸が出ることもありません。
- ⑶ 総胆管に結石が詰まって胆汁の流れが妨げられ、そこに細菌の感染が起きている状態です。痛み、発熱、黄疸がそろい、胆道系の酵素が上がる典型的な組合せです。
- ⑷ 胆嚢に結石はあるが流れは保たれている状態で、黄疸はビリルビンが腎臓から出にくくなって生じます。流れが保たれていれば黄疸は生じず、ビリルビンの排泄も腎臓が主ではありません。
- ⑸ 肝臓の細胞が広く壊れた状態で、胆道系の酵素よりも先にアミラーゼが大きく上がります。肝細胞の障害で上がるのは主に逸脱酵素であり、アミラーゼは指標になりません。
解説
正解は、総胆管に結石が詰まって胆汁の流れが妨げられ、そこに細菌の感染が起きている状態です。胆汁の出口が塞がれると肝臓で処理されたビリルビンが血液へ逆流して黄疸が現れ、胆管の細胞から出る酵素も上がります。そこに腸から入った細菌が増えると、右の上腹部の痛みと発熱が加わります。この三つがそろう場合は緊急に胆汁の流れを回復させる処置が必要になるため、検査結果を速やかに伝えることが大切です。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。