若い患者に高血圧がみられ、血清カリウムが低く、血漿レニン活性が低い一方でアルドス…
若い患者に高血圧がみられ、血清カリウムが低く、血漿レニン活性が低い一方でアルドステロンが高い値を示していた。考えられる病態はどれか。
- ⑴ 腎臓の動脈が狭くなってレニンが過剰に出ている状態です。この場合はレニンが高くなるため、レニンが低いという所見に合いません。
- ⑵ 副腎の皮質からアルドステロンが過剰に出ている状態です。アルドステロンが高くレニンが低い組合せは、副腎からの過剰な分泌を示します。
- ⑶ 大動脈が狭くなって上半身の血圧だけが高くなっている状態です。この場合は上下肢の血圧差が特徴で、ホルモンの異常は伴いません。
- ⑷ 甲状腺から出るホルモンが不足している状態です。この場合は徐脈やむくみが目立ち、カリウムの低下は特徴になりません。
- ⑸ 副腎の髄質からカテコールアミンが過剰に出ている状態です。この場合は発作性の高血圧や動悸が主で、アルドステロンは高くなりません。
解説
正解は、副腎の皮質からアルドステロンが過剰に出ている状態です。アルドステロンはナトリウムを体にとどめてカリウムを尿へ捨てる働きをもつため、過剰になると血圧が上がり血清カリウムが下がります。またナトリウムがたまって体液量が増えると、腎臓はレニンを出す必要がなくなるので血漿レニン活性は低くなります。アルドステロンが高くレニンが低いという組合せは、この病態を強く示す所見です。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。