長さの等しい2本鎖DNAの断片を比べたところ、一方は他方より高い温度にしないと1…
長さの等しい2本鎖DNAの断片を比べたところ、一方は他方より高い温度にしないと1本鎖に分かれなかった。この違いの理由として正しいのはどれか。
- ⑴ グアニンとシトシンの対は水素結合が3本あるため、この対を多く含む断片ほど高い温度でなければ分かれません。水素結合が3本の対を多く含むほど2本鎖が安定し、分かれる温度が高くなります。
- ⑵ アデニンとチミンの対は水素結合が3本あるため、この対を多く含む断片ほど高い温度でなければ分かれません。この対の水素結合は2本で、多く含む断片ほど低い温度で分かれます。
- ⑶ 塩基の対の強さは塩基の種類ではなく、2本鎖のらせんが右巻きか左巻きかによって決まります。らせんの巻き方は分かれる温度を決める要因ではなく、塩基の組合せが効いています。
- ⑷ 分かれる温度は塩基の並びではなく、糖がリボースかデオキシリボースかによって決まります。どちらもDNAで糖は同じであり、糖の違いでは説明がつきません。
- ⑸ 塩基の対はどれも同じ強さで結ばれているため、この違いは断片に含まれるリン酸の数の差から生じます。塩基の対の強さは組合せによって違い、リン酸の数は長さが同じなら差がありません。
解説
正解は、グアニンとシトシンの対は水素結合が3本あるため、この対を多く含む断片ほど高い温度でなければ分かれないという説明です。2本鎖DNAでは、アデニンとチミンが2本、グアニンとシトシンが3本の水素結合で向かい合っています。結合が多いほど2本鎖は安定するので、この対の割合が高い断片ほど分かれる温度が高くなります。この性質は、遺伝子を増幅するときの温度の設定や、結合させて調べる方法の条件を決めるうえで重要になります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。