間質性肺炎が疑われる患者から採取された気管支肺胞洗浄液が検査室に届いた。この検体…
間質性肺炎が疑われる患者から採取された気管支肺胞洗浄液が検査室に届いた。この検体の取り扱いと観察について正しいのはどれか。
- ⑴ この検体は下気道から採るものなので、扁平上皮細胞が多く混じっているほど良い検体と判断します。扁平上皮細胞が多いのは上気道の成分が混じったしるしで、質の低さを示します。
- ⑵ 洗浄に使った液が混じっているので、遠心せずにそのまま塗抹し、薄まった程度を計算で補正して報告します。細胞は薄く散らばっているため、遠心して集めなければ観察に足る標本が作れません。
- ⑶ 細胞の種類を調べる前に、まず酢酸を加えて赤血球を溶かしてから塗抹するのが決まった手順です。酢酸を加える操作は髄液などで用いる方法で、この検体の標準の手順ではありません。
- ⑷ 回収された液は室温に1日置いてから調べると、細胞の形が落ち着いて観察しやすくなります。時間がたつほど細胞は壊れて形が崩れるため、置くことで観察しやすくはなりません。
- ⑸ 回収された液から粘りの強い成分を取り除いたうえで、細胞が壊れないうちに数と種類を早めに調べます。粘液を除いてから、細胞の形が保たれているうちに早く観察するのが基本の扱いです。
解説
正解は、回収された液から粘りの強い成分を取り除いたうえで、細胞が壊れないうちに数と種類を早めに調べるという説明です。気管支肺胞洗浄液は生理食塩液で肺の末梢を洗って回収するため、細胞は薄く散らばっています。そこで粘液を除いてから遠心して細胞を集め、標本を作って観察します。時間がたつと細胞が壊れて形が崩れるので早く扱うことが大切で、扁平上皮細胞が多い場合は上気道の成分が混じったと考えます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。