髄液の細胞数が増えていたため、細胞の種類を調べることになった。髄液の細胞を観察し…
髄液の細胞数が増えていたため、細胞の種類を調べることになった。髄液の細胞を観察して報告するしかたとして正しいのはどれか。
- ⑴ 髄液は蛋白質が少なく細胞が壊れやすいので、血液と同じように引きガラスで薄く広げる方法が最も適しています。細胞が少なく壊れやすいため、遠心して集める方法のほうが観察に適しています。
- ⑵ 計算板で数えた細胞数に、同じ日の血液の白血球分画の割合を当てはめて髄液の細胞の内訳を計算します。髄液の細胞の内訳は血液の割合とは別のもので、当てはめて計算することはできません。
- ⑶ 細胞数は計算板で数え、種類は遠心して集めた細胞を染めた標本で確かめます。細胞数は計算板で数え、種類は集めて染めた標本で確かめるのが基本の流れです。
- ⑷ 髄液に混じった赤血球は染めると核が見えるようになるので、有核の細胞として数に含めて報告します。赤血球には核がないため、有核の細胞として数に含めることはありません。
- ⑸ 細胞の種類は細胞数の多さで決まるため、細胞数が多い検体は好中球が多いものとして報告します。細胞数が多くても単核の細胞が主体のことがあり、数から種類は決められません。
解説
正解は、細胞数は計算板で数え、種類は遠心して集めた細胞を染めた標本で確かめるという説明です。髄液は細胞が少なく壊れやすいため、まず計算板で数を数え、種類を調べるときは遠心して細胞を一か所に集めた標本を作って染めます。好中球が主体であれば細菌による炎症を、単核の細胞が主体であればウイルスによる炎症や結核などを考える手がかりになります。赤血球には核がないので、有核の細胞の数には含めません。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。