腰椎穿刺を行ったところ、髄液の初圧が高いことが分かった。髄液が作られて流れる仕組…
腰椎穿刺を行ったところ、髄液の初圧が高いことが分かった。髄液が作られて流れる仕組みをふまえた説明として正しいのはどれか。
- ⑴ 髄液は脳の表面の血管から直接しみ出して作られ、脊髄の末端から体の外へ流れ出ることで量が保たれます。髄液が体の外へ出る道筋はなく、静脈へ吸収されることで量が保たれています。
- ⑵ 髄液は作られる量が体位で大きく変わるため、座った姿勢では作られる量が減って圧が下がります。体位で変わるのは測る位置と液柱の高さであり、作られる量そのものではありません。
- ⑶ 髄液は脳室の中だけを流れており、くも膜下腔とは別の流れをもつため、腰で測った圧は脊髄だけの状態を表します。脳室とくも膜下腔はつながっており、腰で測った圧は頭蓋内の状態も反映します。
- ⑷ 髄液は脳室の脈絡叢で作られてくも膜顆粒から吸収されるため、吸収が妨げられると圧が上がります。産生の場は脈絡叢、吸収の場はくも膜顆粒であり、吸収の障害は圧の上昇につながります。
- ⑸ 髄液はくも膜下腔で作られて脈絡叢から吸収されるため、脈絡叢の働きが強くなると圧が上がります。作られる場と吸収される場が入れ替わっており、実際とは逆の説明になっています。
解説
正解は、髄液は脳室の脈絡叢で作られてくも膜顆粒から吸収されるため、吸収が妨げられると圧が上がるという説明です。髄液は脳室で作られたあと、脳室からくも膜下腔へ流れ出て脳と脊髄の周りを満たし、最後にくも膜顆粒を通って静脈へ吸収されます。この流れのどこかが妨げられたり、吸収が悪くなったりすると髄液がたまって圧が上がります。脳室とくも膜下腔はつながっているため、腰で測った圧は頭蓋内の状態を反映します。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。