24時間の尿をためて行うクレアチニンクリアランスの検査を、これから受ける患者に説…
24時間の尿をためて行うクレアチニンクリアランスの検査を、これから受ける患者に説明することになった。この検査について正しいのはどれか。
- ⑴ 尿をためている間は水分を控えるほど尿が濃くなり、正確な値が得られます。求めるのは一定時間の排泄量なので、水分を控えても正確になるわけではありません。
- ⑵ 計算には尿の量と血液中のクレアチニン濃度を用い、尿の中の濃度は体格から推定した値を当てはめます。尿の中のクレアチニン濃度は実際に測る値で、推定して当てはめるものではありません。
- ⑶ 尿は起床した後の1回を採れば足り、同じ日に採血をすれば値を求めることができます。一定時間に排泄された量が必要なので、1回だけの尿では求められません。
- ⑷ 決められた時間内に出た尿を残らずためる必要があり、途中の1回でも捨ててしまうと値は低く出ます。排泄されたクレアチニンの総量から求めるため、尿の取りこぼしはそのまま値の低下になります。
- ⑸ クレアチニンは尿細管から少し分泌されるため、この検査で求めた値は糸球体濾過量より低めになります。分泌される分だけ排泄量が増えるため、求めた値は糸球体濾過量より高めになります。
解説
正解は、決められた時間内に出た尿を残らずためる必要があり、途中の1回でも捨ててしまうと値は低く出るという説明です。クレアチニンクリアランスは、一定時間に尿へ排泄されたクレアチニンの総量を、血液中の濃度で割って求めます。したがって尿の取りこぼしはそのまま排泄量の不足となり、腎臓の働きを実際より低く見せます。またクレアチニンは尿細管からもわずかに分泌されるため、この値は糸球体濾過量よりやや高めに出ます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。