尿中の有形成分を調べる自動分析装置で赤血球が多数と表示された検体を鏡検したところ…
尿中の有形成分を調べる自動分析装置で赤血球が多数と表示された検体を鏡検したところ、赤血球はわずかで、代わりに酵母様真菌が多くみられた。この食い違いの説明として正しいのはどれか。
- ⑴ 装置と鏡検の結果が食い違ったときは、多くの粒子を数えている装置の値を採用することになっています。装置の結果は目安であり、食い違ったときは鏡検で確かめた結果を優先して報告します。
- ⑵ 装置は粒子の大きさや散乱光、蛍光から種類を推定するため、大きさの近い成分を取り違えます。装置は粒子の物理的な性質と蛍光から推定するため、大きさの近い成分を取り違えます。
- ⑶ 赤血球と表示された値は装置が化学的に血色素を測ったものなので、鏡検で赤血球が少なければ試験紙の潜血も陰性になります。有形成分を調べる装置は粒子を数えており、血色素を化学的に測っているわけではありません。
- ⑷ 装置は粒子が流れる速さの違いで種類を見分けているため、動きの遅い酵母様真菌は円柱として数えられます。流れる速さは流路の条件で決まるもので、粒子の種類を見分ける手がかりにはなりません。
- ⑸ 装置は粒子の形を画像として見分けているため、この食い違いは鏡検した標本の作り方に原因があると考えます。この方式の装置は形をそのまま見ているのではないため、鏡検の側だけに原因を求められません。
解説
正解は、装置は粒子の大きさや散乱光、蛍光から種類を推定するため、大きさの近い成分を取り違えるという説明です。尿中有形成分分析装置は、染めた粒子を細い流路に流し、散乱光と蛍光の強さの組合せから成分を推定します。形をそのまま見ているわけではないので、大きさと性質が近い酵母様真菌が赤血球として数えられることがあります。装置が示す値は目安と考え、疑わしいときは鏡検で確かめた結果を報告します。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。