造影剤を使った検査の後に採取した尿で、試験紙法で求めた比重と屈折計で求めた比重が…
造影剤を使った検査の後に採取した尿で、試験紙法で求めた比重と屈折計で求めた比重が大きく食い違っていた。この食い違いの説明として正しいのはどれか。
- ⑴ アルカリ性の尿では試験紙法の比重が高めに出るため、造影剤の有無にかかわらず屈折計より高い値になります。アルカリ性の尿では試験紙法の比重は低めに出るため、補正して読むことになっています。
- ⑵ 造影剤は分子が大きく尿に溶けないため、遠心して沈めれば二つの方法の値は一致します。造影剤は尿に溶けた状態で排泄されるため、遠心しても取り除くことはできません。
- ⑶ 屈折計は尿の温度に左右されないのに対し、試験紙法は尿の温度が高いほど高い値を示します。試験紙法の反応は温度でこれほど大きくは動かず、温度差では説明がつきません。
- ⑷ 試験紙法は尿に溶けたものの重さをそのまま映すため、造影剤が入ると屈折計より高い値になります。試験紙法が映すのはイオンの量であり、溶けたものの重さをそのまま映すわけではありません。
- ⑸ 試験紙法は尿のイオンの量を映すため造影剤の影響を受けにくく、屈折計のほうが高い値になります。試験紙法はイオン濃度を反映し、電気を帯びない造影剤や糖は屈折計の値だけを上げます。
解説
正解は、試験紙法は尿のイオンの量を映すため造影剤の影響を受けにくく、屈折計のほうが高い値になるという説明です。試験紙法は、イオンの濃度に応じて指示薬の色が変わる仕組みで比重を推定しています。そのため造影剤やブドウ糖、蛋白質のように電気を帯びない大きな分子が増えても値はあまり上がりません。一方、屈折計は溶けているもの全体を反映するので高い値を示します。またアルカリ性の尿では試験紙法の値が低めに出るため、補正して読みます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。