同じ患者から、EDTAの入った採血管、クエン酸ナトリウムの入った採血管、抗凝固剤…
同じ患者から、EDTAの入った採血管、クエン酸ナトリウムの入った採血管、抗凝固剤の入っていない採血管の3本に分けて採血した。分析前の取り扱いが結果に及ぼす影響として正しいのはどれか。
- ⑴ 解糖を抑える薬が入った採血管を使った場合、室温に長く置くほどブドウ糖の値は高く出ます。解糖を抑える薬は値の低下を防ぐもので、高く出るわけではありません。
- ⑵ EDTAの中身がクエン酸ナトリウムの採血管へ持ち込まれると、カルシウムがさらに奪われ、凝固時間は延びる方向に動きます。EDTAはカルシウムを強く奪うため、凝固の反応が始まりにくくなります。
- ⑶ EDTAは血球の形をよく保つため、血球算定に加えてカルシウムやカリウムの測定にも同じ採血管を使えます。EDTAはカルシウムを奪い、塩の形によってはカリウムも持ち込みます。使えません。
- ⑷ 抗凝固剤の入っていない採血管は、血液が固まる前の採血の直後に遠心して血清を取り分けます。固まりきってから遠心します。固まる前に遠心すると血清が取れません。
- ⑸ クエン酸ナトリウムの採血管は決められた線まで血液を入れる必要があり、血液が足りないと凝固時間は短く出ます。血液が足りないと薬の割合が増え、凝固時間は延びます。向きが逆です。
解説
正解は⑵です。EDTAはカルシウムを強く奪う薬で、クエン酸ナトリウムの採血管へ持ち込まれると凝固の反応が始まりにくくなり、凝固時間は延びる方向に動きます。採血の順番を守るのはこのためです。クエン酸ナトリウムの採血管は決められた線まで入れる必要があり、足りないと薬の割合が増えてやはり凝固時間が延びます。抗凝固剤の入っていない採血管は、固まりきってから遠心して血清を取り分けます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。