アミノ酸のアミノ基を別の物質へ移す反応を触媒する酵素が、肝細胞の障害を調べる検査…
アミノ酸のアミノ基を別の物質へ移す反応を触媒する酵素が、肝細胞の障害を調べる検査に用いられている。この反応について正しいのはどれか。
- ⑴ アミノ酸のカルボキシル基が別の物質へ移される反応であり、アミノ基は変化せずにそのまま残ります。この反応で移されるのはカルボキシル基ではなくアミノ基です。
- ⑵ この反応にはビタミンB12からできる補酵素が必要であり、不足するとアミノ酸が代謝されずにたまります。補酵素のもとになるのはビタミンB12ではなくビタミンB6です。
- ⑶ アミノ基が2-オキソグルタル酸へ移されてグルタミン酸ができる反応で、ビタミンB6からできる補酵素が必要です。アミノ基転移反応では受け手が2-オキソグルタル酸となり、補酵素はビタミンB6から作られます。
- ⑷ アミノ基がそのまま尿素へ変えられる反応であり、肝臓だけでなく筋でも同じように進んでいきます。尿素がつくられるのは肝臓の尿素回路で、アミノ基を移す反応そのものではありません。
- ⑸ アミノ基が直接アンモニアとして切り離される反応であり、この酵素がはたらくにはビタミンCからできる補酵素が必要になります。アンモニアが切り離されるのは脱アミノ反応で、アミノ基を移す反応とは別のものです。
解説
正解は、アミノ基が2-オキソグルタル酸へ移されてグルタミン酸ができる反応で、ビタミンB6からできる補酵素が必要であるという説明です。アミノ酸を代謝する最初の段階では、アミノ基が別のケト酸へ移されます。この受け手となるのが2-オキソグルタル酸で、アミノ基を受け取ってグルタミン酸になります。反応を進める酵素にはビタミンB6からできる補酵素が必要です。肝細胞に多く含まれるため、細胞が壊れると血中の活性が上がり、肝障害の指標になります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。