血糖の平均的な状態を知るために、HbA1cとグリコアルブミンのどちらを用いるかを…
血糖の平均的な状態を知るために、HbA1cとグリコアルブミンのどちらを用いるかを検討している。この二つの指標について正しいのはどれか。
- ⑴ どちらの指標も採血の前に絶食しておく必要があり、食後に採血すると高い値が得られてしまいます。どちらも長期間の平均を反映する指標であり、直前の食事による影響は受けません。
- ⑵ HbA1cは過去1、2か月の平均を、グリコアルブミンはより短い期間の平均を反映します。赤血球の寿命を反映するHbA1cに比べ、アルブミンの寿命は短いため反映する期間も短くなります。
- ⑶ 溶血性貧血によって赤血球の寿命が短くなった患者では、HbA1cは実際の血糖の状態を示す値より高い方へずれます。赤血球が早く壊れると糖が結びつく時間が短くなるため、値は低い方へずれます。
- ⑷ ネフローゼ症候群でアルブミンが尿へ失われている患者では、グリコアルブミンは実際より高い方へずれます。アルブミンが早く入れ替わるため糖が結びつく時間が短くなり、値は低い方へずれます。
- ⑸ HbA1cはグリコアルブミンより短い期間の平均を反映するため、治療を変えた直後の評価に向いています。反映する期間はHbA1cの方が長いため、直後の評価に向くのはグリコアルブミンです。
解説
正解は、HbA1cは過去1、2か月の平均を、グリコアルブミンはより短い期間の平均を反映するという説明です。どちらも血液中の蛋白質にブドウ糖が結びついた割合を測る検査で、反映する期間はその蛋白質が体内に留まる長さで決まります。赤血球の寿命を反映するHbA1cは長い期間を、寿命の短いアルブミンを見るグリコアルブミンは短い期間を表します。したがって赤血球の寿命が短い病気ではHbA1cが、アルブミンが失われる病気ではグリコアルブミンが低い方へずれます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。