頸部のリンパ節を超音波検査で観察している。悪性の関与を疑う所見として正しいものを…
頸部のリンパ節を超音波検査で観察している。悪性の関与を疑う所見として正しいものを2つ選べ。
- ⑴ 周囲との境界がなめらかで、内部の輝度が全体に一様に保たれています。なめらかな境界と一様な内部は、反応性に腫れたリンパ節でみられる所見です。
- ⑵ 短径と長径の比が1に近づき、全体に丸みを帯びた形になっています。悪性の細胞が広がると内部から均等に膨らむため、リンパ節は丸みを帯びた形になります。
- ⑶ 中心部にみられるはずの高い輝度の構造が失われて見えなくなっています。リンパ節門の高い輝度の構造が悪性の細胞に置き換わると、見えなくなります。
- ⑷ 中心部から周辺へ向かって規則正しく枝分かれしていく血流が観察されます。中心から規則正しく分かれる血流はリンパ節門からの正常な血流の像です。
- ⑸ 細長い紡錘形をしており、短径に比べて長径が明らかに大きくなっています。細長い紡錘形は反応性のリンパ節にみられる形で、悪性を疑う所見ではありません。
解説
正解は⑵と⑶です。頸部のリンパ節を超音波で観察するときは、形、内部の様子、血流の三つを見ます。反応性に腫れたリンパ節は細長い紡錘形を保ち、中心にリンパ節門の高い輝度の構造が見え、そこから規則正しく枝分かれする血流が観察されます。これに対し悪性の細胞が広がったリンパ節は、内部から膨らんで丸みを帯び、短径と長径の比が1に近づきます。またリンパ節門の構造が失われて見えなくなり、周辺から入り込む乱れた血流がみられます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。