脳波の記録中に、前頭部の電極を中心として、目を閉じたり開いたりする動作に合わせた…
脳波の記録中に、前頭部の電極を中心として、目を閉じたり開いたりする動作に合わせた大きな振れが繰り返し現れた。この振れについての説明として正しいのはどれか。
- ⑴ 側頭部を中心にして現れる筋電図によるアーチファクトで、歯をかみしめることによって強くなります。筋電図によるものは側頭部に速い小さな波として現れ、目の開閉には同期しません。
- ⑵ 脈拍に一致して現れる心電図によるアーチファクトで、耳の電極を基準にしたときに目立ちます。心電図によるものは脈拍に一致して現れるため、目の開閉に合わせた出現とは異なります。
- ⑶ 後頭部に優位に現れる律動で、目を閉じたときに現れて目を開けると抑えられるものです。これはα波の説明で、後頭部に優位に現れる点が前頭部中心という所見と合いません。
- ⑷ 交流電源によるアーチファクトで、一定の速い周期をもってすべての電極に同じ形で現れます。交流によるものは一定の周期で現れ続けるもので、目の開閉に合わせて現れることはありません。
- ⑸ まぶたや眼球の動きによるアーチファクトで、角膜の側が陽性の電位をもつために前頭部で大きく記録されます。眼球は角膜側が陽性の電位をもつため、その動きが前頭部の電極に大きな振れとして現れます。
解説
正解は、まぶたや眼球の動きによるアーチファクトで、角膜の側が陽性の電位をもつために前頭部で大きく記録されるという説明です。眼球は角膜側が陽性、網膜側が陰性という電位のかたよりをもっているため、目を閉じたり開いたりすると近くにある前頭部の電極の電位が大きく動きます。この振れは目の動きに同期して現れるので、脳から生じた波と区別できます。脳波の判読では、筋電図、心電図、発汗、交流など各種のアーチファクトを見分けることが欠かせません。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。