一酸化炭素を用いた肺拡散能の検査で低い値が得られた患者がいたが、この患者には貧血…
一酸化炭素を用いた肺拡散能の検査で低い値が得られた患者がいたが、この患者には貧血があった。結果の解釈として正しいのはどれか。
- ⑴ ヘモグロビンが少ないと一酸化炭素が肺胞にとどまりやすくなるため、測定値はむしろ高く出ます。肺胞に一酸化炭素が残るということは血液へ移った量が少ないことで、測定値は低く出ます。
- ⑵ 一酸化炭素と結びつくヘモグロビンが少ないと測定値は低く出るため、ヘモグロビン濃度で補正して評価します。測定値は血液が一酸化炭素を受け取る量に左右されるため、貧血があると低く出ます。
- ⑶ 肺拡散能は肺胞の膜の厚さだけで決まるので、血液の状態によらず同じ基準で判断します。肺拡散能は膜を通る過程と血液が受け取る過程の両方で決まるため、貧血の影響を受けます。
- ⑷ 肺拡散能の測定には一酸化炭素ではなく酸素を用いるため、ヘモグロビンの量とは別の指標になります。測定にはヘモグロビンと強く結びつく一酸化炭素を用いるため、貧血の影響を強く受けます。
- ⑸ 貧血があるときは検査の前に輸血を行い、ヘモグロビンをそろえてから測るのが原則です。検査のために輸血を行うことはなく、測定値をヘモグロビン濃度で補正して評価します。
解説
正解は、一酸化炭素と結びつくヘモグロビンが少ないと測定値は低く出るため、ヘモグロビン濃度で補正して評価するという説明です。肺拡散能の検査は、ごく薄い一酸化炭素を吸って息をこらえ、肺胞から血液へ移った量から測ります。一酸化炭素はヘモグロビンと強く結びつくため、受け手であるヘモグロビンが少ない貧血では、肺そのものに異常がなくても値が低く出ます。そのため報告にあたってはヘモグロビン濃度による補正を行い、肺の状態を正しく評価します。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。