糞便の中の虫卵の数が少ないと考えられる検体で、集卵法を行うことになった。集卵法の…
糞便の中の虫卵の数が少ないと考えられる検体で、集卵法を行うことになった。集卵法の説明として正しいのはどれか。
- ⑴ ホルマリンとエーテルを用いる方法は、虫卵を上の層に集め、糞便のかすを沈めて捨てる操作です。この方法では虫卵は底の沈渣に集まり、脂肪や糞便のかすがエーテルの層に移ります。
- ⑵ 飽和食塩水を用いる浮遊法は、比重の重い吸虫の卵を容器の底に沈めて集めるのに向いた方法です。浮遊法は軽い虫卵を浮かせる方法で、比重の重い吸虫卵の検出には向きません。
- ⑶ セロファン厚層塗抹法は、虫卵を溶かして中の内容物だけを数えやすくするための方法です。この方法はグリセリンで糞便を透明にして虫卵を見やすくするもので、虫卵は溶かしません。
- ⑷ 飽和食塩水を用いる浮遊法は、比重の軽い鉤虫卵などを液の表面に浮かせて集める方法です。浮遊法は液の比重を高めて、それより軽い虫卵を表面へ浮かせて集める方法です。
- ⑸ 直接塗抹法も集卵法の一つで、少量の糞便をそのまま見るため虫卵が少なくても見つけやすい方法です。直接塗抹法は集卵の操作を行わないため、虫卵が少ない検体では見落としやすくなります。
解説
正解は、飽和食塩水を用いる浮遊法は、比重の軽い鉤虫卵などを液の表面に浮かせて集める方法であるという説明です。集卵法は、糞便の中の虫卵が少ないときに検出の可能性を高めるために行います。浮遊法は液の比重を虫卵より高くして表面へ浮かせる方法で、鉤虫卵や回虫卵に向きます。一方、比重の重い吸虫卵には沈殿法やホルマリン・エーテル法が用いられ、こちらは底にたまった沈渣を観察します。目的の虫卵に合わせて方法を選ぶことが大切です。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。