アフリカに1か月滞在して帰国した人が、帰国から2週間後に発熱を繰り返すようになっ…
アフリカに1か月滞在して帰国した人が、帰国から2週間後に発熱を繰り返すようになった。輸入感染症としてまず考えるべき寄生虫症と、その感染の仕方の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ エキノコックス症で、キツネの糞に含まれる卵を口にしてから数日で発熱します。エキノコックス症は感染から症状が出るまで年単位の長い時間がかかり、数日で発熱するものではありません。
- ⑵ マラリアで、原虫をもつ蚊に刺されることで血液に入り、赤血球の中で増えます。熱帯地域から帰国して発熱を繰り返す場合、まず疑うべき輸入感染症がマラリアです。
- ⑶ 赤痢アメーバ症で、汚染された水を飲むことで感染し、周期的な発熱が主な症状です。赤痢アメーバ症の主な症状は粘血便を伴う大腸炎や肝膿瘍で、周期的な発熱が主体ではありません。
- ⑷ 日本住血吸虫症で、川の水に入ったときに幼虫が皮膚から入って感染します。日本住血吸虫の分布は東アジアで、日本国内でも終息しており、アフリカからの帰国例には当てはまりません。
- ⑸ アニサキス症で、生の海産魚を食べてから数時間で激しい腹痛が起こります。アニサキス症の主な症状は食後数時間の激しい腹痛で、繰り返す発熱の説明にはなりません。
解説
正解は、マラリアで、原虫をもつ蚊に刺されることで血液に入り、赤血球の中で増えるという説明です。熱帯地域から帰国した人が発熱を繰り返すときは、まず輸入感染症としてマラリアを考えます。マラリア原虫は蚊に刺されることで血液へ入り、肝臓を経て赤血球の中で増え、赤血球が壊れるのに合わせて発熱の波が生じます。診断は血液塗抹標本で原虫を確かめることが基本で、渡航先と滞在期間の聞き取りが検査を進めるうえで欠かせません。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。