膝の関節が急に腫れて強く痛む患者から採取した関節液を偏光顕微鏡で観察したところ、…
膝の関節が急に腫れて強く痛む患者から採取した関節液を偏光顕微鏡で観察したところ、針のように細長い結晶が多数みられた。この結晶についての説明として正しいのはどれか。
- ⑴ コレステロールの結晶で、角の欠けた板の形をとり、慢性の関節炎でみられます。選択肢自身が板の形と述べており、観察された細長い針状の形とは合いません。
- ⑵ ヒドロキシアパタイトの結晶で、1個ずつが大きく光学顕微鏡ではっきり見えます。ヒドロキシアパタイトは非常に小さく、光学顕微鏡で1個ずつ見分けることは困難です。
- ⑶ 尿酸ナトリウムの結晶で、痛風の発作を起こしている関節の液でみられます。針のように細長い形は尿酸ナトリウムの特徴で、痛風の発作の診断の決め手になります。
- ⑷ ピロリン酸カルシウムの結晶で、偽痛風とも呼ばれる関節の炎症でみられます。ピロリン酸カルシウムは短い棒状や菱形をとるため、針のように細長い形とは異なります。
- ⑸ 細菌が集まってできた塊で、化膿性の関節炎を起こしている関節でみられます。細菌の塊は結晶ではないため、偏光顕微鏡で結晶として光ることはありません。
解説
正解は、尿酸ナトリウムの結晶で、痛風の発作を起こしている関節の液でみられるという説明です。関節液の結晶を偏光顕微鏡で調べるとき、まず手がかりになるのは形です。針のように細長い結晶は尿酸ナトリウムで、痛風の発作を起こした関節に多数みられます。これに対し、短い棒状や菱形の結晶はピロリン酸カルシウムで、偽痛風と呼ばれる関節炎で認められます。角の欠けた板状の結晶はコレステロールで、慢性に経過した関節炎でみられます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。