同じ患者の検体を別々の施設で測ったときに近い値が得られるようにする取り組みを標準…
同じ患者の検体を別々の施設で測ったときに近い値が得られるようにする取り組みを標準化という。この取り組みについて正しいものを2つ選べ。
- ⑴ 外部精度評価は、自施設で同じ検体を繰り返し測ったときの値のばらつきの大きさを数値で示し、日ごとの再現性を確かめるために行われる取り組みです。外部精度評価は共通の試料を多施設で測って他施設との位置を知る取り組みで、自施設の再現性を見るものとは別です。
- ⑵ 校正に使う物質の値は、各施設で集めた患者検体の平均値をもとに決めるのが標準化の考え方です。校正物質の値は上位の測定操作法にさかのぼって値づけされるもので、自施設の平均値から決めるものではありません。
- ⑶ 校正に使う物質の値は、より上位の測定操作法へさかのぼれるようにつながっており、この連鎖を計量トレーサビリティといいます。上位の測定操作法へさかのぼれる連鎖を保つことが、施設をまたいだ値の一致の土台になります。
- ⑷ 酵素の活性を測るときは、反応の温度や基質の濃度などの条件をそろえた共通の測定法を定めることで、施設の間の差が小さくなります。酵素活性は測定条件で値が変わるため、条件をそろえた共通の測定法を定めることが標準化になります。
- ⑸ 内部精度管理を毎日欠かさず行っていれば、他の施設と同じ値が得られることが確かめられます。内部精度管理で分かるのは自施設の値の安定さで、他施設との一致まで確かめられるわけではありません。
解説
正解は⑶と⑷です。標準化とは、どの施設で測っても近い値が得られるようにする取り組みです。その土台になるのが計量トレーサビリティで、日常の測定に使う校正物質の値が、より上位の測定操作法や標準物質へさかのぼれるようにつながっていることを指します。また酵素の活性のように測定条件で値が変わる項目では、反応の温度や基質の濃度をそろえた共通の測定法を定めることで施設の間の差が小さくなります。内部精度管理は自施設の値の安定さを見るもので、施設をまたいだ一致までは示しません。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。