胃の粘膜にすみつく細菌の感染を、内視鏡を用いずに調べたいと依頼があった。安定同位…
胃の粘膜にすみつく細菌の感染を、内視鏡を用いずに調べたいと依頼があった。安定同位体で標識した尿素を飲んでもらう検査の原理として正しいのはどれか。
- ⑴ 尿素が胃の粘膜からそのまま吸収され、標識された尿素窒素が血中で上がる。血中の尿素窒素を測る検査ではありません。
- ⑵ 細菌のもつウレアーゼが尿素をアンモニアに変え、それが呼気に現れる。アンモニアは呼気に出て測られるのではありません。
- ⑶ 細菌が尿素を取り込んで増えるため、便に標識された尿素が多く現れる。便に出た尿素の量を測る検査ではありません。
- ⑷ 胃酸によって尿素が分解され、その量から胃酸の分泌の量が分かる。分解するのは胃酸ではなく細菌の酵素です。
- ⑸ 細菌のウレアーゼが尿素を分解し、標識された二酸化炭素が呼気に現れる。分解で生じた二酸化炭素が呼気に出ます。
解説
正答は、細菌のウレアーゼが尿素を分解し、標識された二酸化炭素が呼気に現れるという原理です。この細菌は強いウレアーゼをもち、尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解します。そこで標識した尿素を飲んでもらうと、感染があるときだけ標識された二酸化炭素が生じ、血液を経て呼気へ出てきます。飲む前と後の呼気を集めて比べることで、感染の有無を判定します。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。