手足の先や顔つきが変わってきた患者に、成長ホルモンの過剰な分泌を疑い、ブドウ糖を…
手足の先や顔つきが変わってきた患者に、成長ホルモンの過剰な分泌を疑い、ブドウ糖を飲んでもらって血中の成長ホルモンの変化をみる検査を行った。この検査の考え方として正しいのはどれか。
- ⑴ 健康な人では負荷によって分泌が抑えられるが、過剰な分泌があると抑えられずに残る。抑制されない点が過剰分泌の根拠になります。
- ⑵ 分泌が足りない状態を調べる検査であり、刺激で増える反応をみている。ブドウ糖の負荷は分泌を抑える試験で、不足を調べるための刺激の試験とは別です。
- ⑶ ブドウ糖がホルモンの測定を妨げ、見かけの値が下がることを確かめている。測定が妨げられるのではありません。
- ⑷ 負荷の後に分泌が増えることを確かめ、増え方が乏しいときに過剰な分泌を疑う。ブドウ糖は成長ホルモンの分泌を抑える向きに働きますので、負荷で増えることはありません。
- ⑸ ブドウ糖で血糖が下がり、その刺激で分泌が高まることを確かめている。ブドウ糖を飲めば血糖は上がります。
解説
正答は、健康な人では負荷によって分泌が抑えられるが、過剰な分泌があると抑えられずに残るという考え方です。内分泌の検査では、ホルモンを一度測るだけでなく、分泌を抑える方向や高める方向に負荷をかけて反応をみます。過剰な分泌を疑うときは抑制の試験を、不足を疑うときは刺激の試験を選びます。ブドウ糖は成長ホルモンの分泌を抑えますので、抑制の試験に用いられます。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。