太い有髄の神経線維では、細い無髄の線維に比べて興奮がはるかに速く伝わる。その理由…
太い有髄の神経線維では、細い無髄の線維に比べて興奮がはるかに速く伝わる。その理由として正しいのはどれか。
- ⑴ 髄鞘の内側をナトリウムイオンが管の中を通るように流れて運ばれるため。イオンが髄鞘の中を流れて進むのではありません。
- ⑵ 髄鞘に覆われた部分にイオンの通り道が密に並び、次々に興奮が起こるため。通り道が集まるのは覆われていないくびれです。
- ⑶ 髄鞘が電流の漏れを抑え、興奮がくびれの部分ごとに跳ぶように伝わるため。興奮がくびれの部分を跳んで伝わるためです。
- ⑷ 有髄の線維では静止しているときの膜の電位がゼロに近く、閾値が低いため。静止時の膜の電位は有髄でも内側が陰性です。
- ⑸ 髄鞘が興奮を増幅し、伝わるにつれて活動電位の振幅が大きくなるため。活動電位の振幅は伝わる間も一定に保たれます。
解説
正答は、髄鞘が電流の漏れを抑え、興奮がくびれの部分ごとに跳ぶように伝わるためという説明です。髄鞘は脂質に富む膜が幾重にも巻き付いたもので、電気を通しにくく、そこではイオンがほとんど出入りしません。イオンの通り道は髄鞘の切れ目に集まっていますので、活動電位はその切れ目から次の切れ目へ跳ぶように進みます。この仕組みにより、伝わる速さが大きく上がります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。