副甲状腺に腺腫ができ、副甲状腺ホルモンが過剰に分泌されている患者がいる。この患者…
副甲状腺に腺腫ができ、副甲状腺ホルモンが過剰に分泌されている患者がいる。この患者の血液検査の所見として正しいのはどれか。
- ⑴ 血清カルシウムは基準の範囲にとどまり、無機リンだけが高くなる。カルシウムの上昇がこの病態の中心の所見です。
- ⑵ 血清カルシウムと血清の無機リンが、ともに低い値を示す。カルシウムは骨から動員されて高くなります。
- ⑶ 血清カルシウムと血清の無機リンが、ともに高い値を示す。リンは尿への排泄が進んで低くなります。
- ⑷ 血清カルシウムが高くなり、血清の無機リンは低くなる。骨からの動員と尿へのリンの排泄が進みます。
- ⑸ 血清カルシウムが低くなり、血清の無機リンは高くなる。これは分泌が不足したときにみられる所見です。
解説
正答は、血清カルシウムが高くなり、血清の無機リンは低くなるという所見です。副甲状腺ホルモンは、骨からカルシウムを血液へ動員し、腎の尿細管でカルシウムの再吸収を進める一方、リンの再吸収を抑えて尿への排泄を増やします。そのため分泌が過剰になると、血清カルシウムは上がり、無機リンは下がります。尿路結石や骨の痛みが手がかりになることもあります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。