がんの放射線療法の晩期に出現する副作用はどれか。
がんの放射線療法の晩期に出現する副作用はどれか。
- ⑴ 結膜炎結膜炎は放射線療法の照射部位に応じて比較的早期にみられることが多く、晩期の副作用としては典型的ではありません。
- ⑵ 骨壊死骨壊死は放射線による血流障害が徐々に進行することで生じ、治療後しばらく経ってから出現する晩期の副作用です。
- ⑶ 脱 毛脱毛は照射開始後比較的早期からみられることが多く、急性期の副作用に分類されます。
- ⑷ 脳浮腫脳浮腫は頭部への照射に伴い比較的早期に生じることが多く、急性期の副作用に分類されます。
- ⑸ 放射線宿酔放射線宿酔は照射直後にみられる倦怠感や吐き気などの症状であり、急性期の副作用に分類されます。
解説
正解は⑵です。放射線療法による骨壊死は照射後に血流障害が徐々に進行することで生じるため、治療後しばらく経ってから出現する晩期の副作用に分類されます。結膜炎や脱毛、脳浮腫、放射線宿酔は照射中から治療後比較的早期にみられる急性期の副作用であり、これらは晩期に出現する副作用としては該当しません。急性期と晩期で副作用の出現時期や機序が異なる点を理解しておくことが重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成