平滑筋で正しいのはどれか。
平滑筋で正しいのはどれか。
- ⑴ 随意的な運動が可能である。平滑筋は自律神経に支配される不随意筋であり、随意的に収縮させることはできません。
- ⑵ 代謝は解糖系に依存している。平滑筋は代謝の多くを解糖系に依存しており、酸素供給が乏しい状況でも持続的な収縮を維持できます。
- ⑶ 骨格筋に比べて収縮速度が速い。平滑筋の収縮速度は骨格筋に比べてゆっくりとしており、速いという記述は特徴と一致しません。
- ⑷ 筋フィラメントが規則的に並んでいる。平滑筋は筋フィラメントが規則的に配列しておらず横紋がみられないため、骨格筋のような規則正しい配列とは異なります。
- ⑸ 骨格筋に比べて単位断面積あたりの収縮張力が小さい。平滑筋の収縮特性は骨格筋とは異なる仕組みで持続的な張力を発揮でき、単純に張力が小さいとは言い切れません。
解説
正解は⑵です。平滑筋は骨格筋に比べて代謝の多くを解糖系に依存しており、持続的な収縮を保ちながらも疲労しにくい特性を持っています。平滑筋は不随意筋であり、筋フィラメントの配列も規則的ではなく横紋を欠くため、随意性や骨格筋との比較に関する他の記述は平滑筋の特徴と一致しません。内臓の壁を構成する平滑筋の性質を理解することは生理学の基礎として重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成