甲状腺で正しいのはどれか。
甲状腺で正しいのはどれか。
- ⑴ 重量は約100 g である。成人の甲状腺の重量はおよそ15から20g程度とされており、100gという記述は実際の重量よりはるかに大きい値です。
- ⑵ カルシトニンを分泌する。甲状腺内の傍濾胞細胞はカルシトニンを分泌し、血中カルシウム濃度を低下させる方向に働きます。
- ⑶ 副甲状腺は2 個からなる。副甲状腺は通常、上下左右に計4個存在しており、2個からなるという記述は解剖学的事実と一致しません。
- ⑷ 甲状軟骨の上方に位置する。甲状腺は甲状軟骨の下方かつ気管の前面に位置しており、甲状軟骨の上方に位置するわけではありません。
- ⑸ 上甲状腺動脈は内頸動脈から分岐する。上甲状腺動脈は外頸動脈から分岐する血管であり、内頸動脈から分岐するものではありません。
解説
正解は⑵です。甲状腺の傍濾胞細胞はカルシトニンを分泌し、血中カルシウム濃度の調節に関与しています。実際の甲状腺の重量は約100gよりもはるかに小さく、副甲状腺は通常4個からなり、位置は甲状軟骨の下方であり、上甲状腺動脈は内頸動脈ではなく外頸動脈から分岐するため、これらの記述は解剖学的事実と異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成