パソコン作業における筋骨格系障害の予防で最も適切なのはどれか。
パソコン作業における筋骨格系障害の予防で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 3 時間したら休憩を取る。一般的なガイドラインでは1時間ごとに短い休憩を取ることが推奨されており、3時間ごとという間隔は長すぎます。
- ⑵ 眼とディスプレイとの距離は30 cm とする。眼とディスプレイの距離は一般に40cm以上を保つことが推奨されており、30cmでは近すぎます。
- ⑶ 椅子の座面が高い場合は足置き用の台を使用する。座面が高く足底が浮く場合には足置き用の台を使用し、姿勢の安定と下肢への負担軽減を図ることが適切です。
- ⑷ キーボードは肘関節が完全伸展する位置に設置する。キーボードは肘関節が約90度に近い軽度屈曲位となる高さに設置するのが推奨され、完全伸展位は負担が増します。
- ⑸ 眼の高さはディスプレイの下端になるように調整する。眼の高さはディスプレイの上端付近に合わせ、視線がやや下向きになるよう調整することが推奨されています。
解説
正解は⑶です。パソコン作業では椅子の座面が高く足底が床に届かない場合、姿勢が不安定になり下肢や腰部への負担が増すため、足置き用の台を使用して足底を支持することが予防策として適切です。休憩の間隔や視距離、キーボードの高さ、視線の位置に関する他の記述は、一般的なVDT作業のガイドラインで推奨される内容とは異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成