変形性膝関節症で正しいのはどれか。
変形性膝関節症で正しいのはどれか。
- ⑴ 二次性が多い。変形性膝関節症は明らかな原因を伴わない一次性のものが多く、外傷などによる二次性は一部にとどまります。
- ⑵ 男性に好発する。変形性膝関節症は男性よりも女性に好発することが知られており、男性に多いという記述は誤りです。
- ⑶ 外反変形を生じやすい。内側の関節裂隙が狭小化しやすいため、外反変形よりも内反変形(O脚)を生じやすいのが特徴です。
- ⑷ 好発年齢は20 歳代である。好発年齢は中高年以降であり、20歳代で好発するという記述は本疾患の一般的な特徴と一致しません。
- ⑸ 大腿四頭筋の萎縮を認める。疼痛や関節可動域制限により活動性が低下すると、膝関節を支える大腿四頭筋に廃用性の萎縮が生じやすくなります。
解説
正解は⑸です。変形性膝関節症は原因不明の一次性が大半を占め、女性に好発し中高年以降に発症することが多く、内側の摩耗が進みやすいため内反変形を呈することが一般的です。疼痛による活動性の低下から大腿四頭筋の筋力低下や萎縮を認めることが多く、これは理学療法評価上重要な所見です。膝関節の疼痛と大腿四頭筋機能の関係を把握することは、運動療法を組み立てるうえでも欠かせない視点です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成