健常児。図のように四つ這いから座位に戻れるようになった。この児に観察される姿勢反…
健常児。図のように四つ這いから座位に戻れるようになった。この児に観察される姿勢反射はどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 自動歩行自動歩行は新生児期にみられる原始反射で、生後まもなく消失するためこの時期には観察されません。
- ⑵ 背屈反応背屈反応は本設問で問われている代表的な姿勢反射・原始反射には該当せず、この場面での観察対象ではありません。
- ⑶ 足底把握反射足底把握反射は生後9か月前後まで残存することがあり、この発達段階でまだ観察されうる反射です。
- ⑷ 側方パラシュート反応側方パラシュート反応は生後6~8か月頃に出現する立ち直り反応で、座位バランスの獲得と関連する時期に一致します。
- ⑸ 非対称性緊張性頸反射非対称性緊張性頸反射は通常生後4~6か月頃までに消失する原始反射で、この時期には既にみられません。
解説
正解は⑶⑷です。四つ這いから座位へ戻れるようになる時期は生後8か月前後にあたり、この段階では乳児期の姿勢反射のうち足底把握反射がまだ残存していることが多く、また体幹を立ち直らせる側方パラシュート反応がこの時期に出現し始めます。原始反射である自動歩行や非対称性緊張性頸反射は既に消失している時期であり、発達の各段階でどの反射が出現・消失しているかを把握することが重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成