機能性神経学的症状症/変換症〈転換性障害〉で正しいのはどれか。
機能性神経学的症状症/変換症〈転換性障害〉で正しいのはどれか。
- ⑴ 精神療法は無効である。精神療法はこの疾患に対する有効な治療法の一つとされており、無効というわけではありません。
- ⑵ 20 歳以降の発症は稀である。発症年齢は幅広く、20歳以降に発症する例も珍しくないとされています。
- ⑶ 経過が短いほど予後不良である。実際には経過が短いほど予後は良好とされており、経過が長引くほど予後は不良になりやすいとされています。
- ⑷ 患者が診断を受け入れていると予後が良い。患者自身が診断を受け入れて治療に前向きに取り組めている場合、予後は良好になりやすいとされています。
- ⑸ パーソナリティー症〈パーソナリティー障害〉の合併例は予後が良い。パーソナリティー症を合併している例は、治療への取り組みが難しくなりやすく、むしろ予後が不良になりやすいとされています。
解説
正解は⑷です。機能性神経学的症状症/変換症では、患者自身が診断を受け入れて治療に取り組む姿勢を持てている場合、予後が良好になりやすいことが知られています。この疾患は精神療法が有効とされ、発症年齢は幼少期から高齢期まで幅広く、20歳以降の発症も珍しくありません。また経過が短いほど予後は良好とされ、パーソナリティー症を合併している例はむしろ予後が不良になりやすいとされています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成