術後廃用症候群と予防の組合せで正しいのはどれか。
術後廃用症候群と予防の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 筋萎縮 ベッド上ポジショニング筋萎縮の予防には肢位の保持だけでなく、積極的な運動療法がより直接的に必要です。
- ⑵ 骨萎縮 弾性ストッキング弾性ストッキングは主に静脈血栓症の予防に用いるもので、骨萎縮の予防策ではありません。
- ⑶ 関節拘縮 下肢外転枕下肢外転枕は主に股関節の肢位保持に用いるもので、関節拘縮全般の予防策としては不十分です。
- ⑷ 静脈血栓症 ティルトテーブル〈斜面台〉立位静脈血栓症の予防にはティルトテーブルでの立位よりも、弾性ストッキングや早期離床がより直接的です。
- ⑸ 起立性低血圧 ヘッドアップ〈ギャッチアップ〉座位起立性低血圧の予防には、ベッドの頭側を段階的に挙上して座位に慣らす方法が用いられます。
解説
正解は⑸起立性低血圧とヘッドアップ(ギャッチアップ)座位の組合せです。臥床が続くと循環血液量の変化に体が適応できず起立性低血圧が生じやすいため、段階的にベッドの頭側を挙上して座位に近づける方法が予防に用いられます。他の組合せは対応がずれており、筋萎縮には積極的な運動、骨萎縮には荷重、関節拘縮には肢位保持と可動域運動、静脈血栓症には弾性ストッキングや早期離床がより直接的な予防策です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-08_09.html)を加工して作成