脳血管障害のうち、日本で2021 年以降に発症数が最も多いのはどれか。
脳血管障害のうち、日本で2021 年以降に発症数が最も多いのはどれか。
- ⑴ 脳梗塞近年の脳血管障害の約4分の3を占め、最も発症数が多い病型です。
- ⑵ 脳出血高血圧の管理が進んで減少し、現在は全体の約2割程度です。かつては最も多い病型でした。
- ⑶ くも膜下出血脳血管障害のうち数%にとどまります。動脈瘤の破裂で起こり、致死率の高い病型です。
- ⑷ 脳静脈血栓症発症はまれで、脱水や妊娠、経口避妊薬の使用などが危険因子となります。
- ⑸ 慢性硬膜下血腫軽い頭部外傷の後に生じる病態で、脳血管障害とは区別して扱われます。
解説
正しいのは脳梗塞です。日本では以前は脳出血が多くを占めていましたが、高血圧の管理が進んだことで脳出血が減り、近年は脳血管障害のうち脳梗塞が全体の約4分の3を占めて最も多くなっています。2021年以降の患者調査や脳卒中の登録事業でも同じ傾向が続いています。脳出血は約2割、くも膜下出血は数%にとどまり、脳静脈血栓症はまれな疾患です。慢性硬膜下血腫は軽い頭部外傷の後に生じる病態であり、脳血管障害の分類とは区別して扱われます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成