Erikson の心理・社会的発達論で高齢者が克服すべきなのはどれか。
Erikson の心理・社会的発達論で高齢者が克服すべきなのはどれか。
- ⑴ 統 合老年期の課題は自我の統合であり、人生を全体として受け入れられるかが問われます。
- ⑵ 自発性幼児期後期の課題で、対立する概念は罪悪感です。高齢者の課題ではありません。
- ⑶ 自律性幼児期前期の課題で、対立する概念は恥と疑惑です。老年期の課題ではありません。
- ⑷ 同一性青年期の課題で、対立する概念は同一性の拡散です。自分が何者かを確立する段階にあたります。
- ⑸ 基本的信頼乳児期の課題で、対立する概念は不信です。養育者との関係のなかで育まれます。
解説
正しいのは統合です。エリクソンの心理・社会的発達論では生涯を八つの段階に分け、それぞれに達成すべき課題を置いています。老年期の課題は自我の統合であり、自分の人生を全体として受け入れられれば統合が得られ、そうでなければ絶望に陥るとされます。他の選択肢はいずれも別の段階の課題です。基本的信頼は乳児期、自律性は幼児期前期、自発性は幼児期後期、同一性は青年期の課題であり、高齢者が克服すべき課題ではありません。段階と課題を順に対応させて覚えておくことが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成