数字の順唱によって評価できる記憶で最も適切なのはどれか。
数字の順唱によって評価できる記憶で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 遠隔記憶数年以上前の出来事に関する記憶で、生活史の聴取などによって評価します。順唱では測れません。
- ⑵ 近時記憶数分から数日の間隔をおいて思い出す記憶で、遅延再生の課題によって評価します。
- ⑶ 作動記憶〈ワーキングメモリー〉保持した情報を操作しながら使う機能で、順唱よりも逆唱のほうが適した課題です。
- ⑷ 即時記憶提示された数列を間を置かずにそのまま復唱する課題であり、即時記憶の評価に用いられます。
- ⑸ 手続き記憶体で覚えた技能に関する記憶で、実際に動作を行わせて評価します。順唱では測れません。
解説
最も適切なのは即時記憶です。数字の順唱は提示された数列を間を置かずにそのまま復唱する課題であり、覚えた内容を保持したままただちに再生する即時記憶を評価します。作動記憶は保持した情報を操作しながら使う機能なので、逆から唱える逆唱のほうが適した課題になります。近時記憶は数分から数日の間隔をおいて思い出す記憶で遅延再生の課題で評価し、遠隔記憶は数年以上前の出来事の記憶、手続き記憶は自転車の乗り方のように体で覚えた技能の記憶であり、いずれも順唱では評価できません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成