膝関節で正しいのはどれか。
膝関節で正しいのはどれか。
- ⑴ 関節面は内側顆より外側顆が広い。関節面は外側顆より内側顆のほうが広く長いです。内側と外側が入れ替わっており誤りです。
- ⑵ 前十字靱帯は屈曲運動の制限となる。前十字靱帯は脛骨が前方へずれることと膝の過伸展を制限します。屈曲の制限にはなりません。
- ⑶ 屈曲位から伸展すると下腿は内旋する。屈曲位から伸展していくと下腿は外旋します。これは終末強制回旋運動と呼ばれる動きです。
- ⑷ 大腿骨と脛骨の長軸は一直線上にある。大腿骨と脛骨の長軸は約170度から175度の生理的外側角をなし、一直線にはなりません。
- ⑸ 屈曲の最終可動域に近づくにつれ滑り運動となる。屈曲が進むと転がりだけでは関節面から外れるため、後方への滑り運動が主体になります。
解説
正しいのは、屈曲の最終可動域に近づくにつれ滑り運動となる、です。膝の屈曲は初期には大腿骨が脛骨の上を後方へ転がる転がり運動が主体ですが、進むにつれて転がりだけでは関節面から外れてしまうため、後方への滑り運動に移り変わります。関節面は外側顆より内側顆のほうが広く、前十字靱帯は脛骨の前方移動と過伸展を制限するもので屈曲は制限しません。屈曲位から伸展すると下腿は内旋ではなく外旋し、大腿骨と脛骨の長軸は生理的な外側角をなして一直線にはなりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成