排便中枢はどれか。
排便中枢はどれか。
- ⑴ 第1 ~3 胸髄上肢や心臓に向かう交感神経が出る高さであり、排便反射の中枢ではありません。
- ⑵ 第5 ~7 胸髄腹部の内臓に向かう交感神経が出る部位です。排便反射の中枢ではありません。
- ⑶ 第10~12 胸髄下部の交感神経が出る高さで、直腸の運動を抑える方向に働きます。中枢そのものではありません。
- ⑷ 第3 ~5 腰髄下肢の運動を支配する神経が出る高さであり、排便の中枢は含まれていません。
- ⑸ 第2 ~4 仙髄骨盤内臓神経を介した排便反射の中枢であり、排尿の中枢や陰部神経の起始も同じ高さにあります。
解説
正しいのは第2から第4仙髄です。排便反射の中枢は仙髄にあり、直腸壁が便で伸展された刺激が骨盤内臓神経を通って第2から第4仙髄に伝わると、副交感神経の遠心路により直腸の収縮と内肛門括約筋の弛緩が起こります。外肛門括約筋を支配する陰部神経も同じ高さから起こり、排尿の中枢も同じ部位にあります。胸髄や腰髄にあるのは交感神経の中枢で、直腸の運動を抑えて括約筋を収縮させる方向に働くため、排便反射の中枢ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成