副交感神経の作用で分泌が促進されるのはどれか。 2 つ選べ。
副交感神経の作用で分泌が促進されるのはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 汗 腺汗腺は交感神経のみの支配を受けます。伝達物質がアセチルコリンであるため誤りやすい選択肢です。
- ⑵ 涙 腺涙腺は顔面神経の副交感線維に支配され、その刺激により涙の分泌が促進されます。
- ⑶ 舌下腺舌下腺は顔面神経の副交感線維が顎下神経節を経て支配し、刺激により唾液の分泌が増えます。
- ⑷ レニンレニンは腎臓の交感神経刺激により分泌が促されます。副交感神経の作用ではありません。
- ⑸ ノルアドレナリン交感神経の伝達物質であり副腎髄質からも分泌されます。副交感神経では促進されません。
解説
正しいのは涙腺と舌下腺です。涙腺は顔面神経の副交感線維が翼口蓋神経節を経て支配し、舌下腺と顎下腺も顔面神経の副交感線維が顎下神経節を経て支配するため、いずれも副交感神経の働きによって分泌が促進されます。汗腺は交感神経のみの支配を受け、伝達物質がアセチルコリンであるため副交感神経と誤りやすい点です。レニンの分泌は腎臓の交感神経刺激によって促され、ノルアドレナリンは交感神経の伝達物質かつ副腎髄質からのホルモンなので、副交感神経では促進されません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成