母指を橈側外転させた右手を図に示す。矢印の腱はどれか。 2 つ選べ。
母指を橈側外転させた右手を図に示す。矢印の腱はどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 短母指外転筋母指球を作る筋で腱は手掌側を走ります。手関節橈側の背面に浮き上がる腱ではありません。
- ⑵ 短母指伸筋第一区画を通って母指の基節骨に至る腱で、橈側外転により嗅ぎタバコ入れの前縁として浮き上がります。
- ⑶ 長橈側手根伸筋第二中手骨底に付いて手関節の背屈と橈屈に働く筋です。母指の橈側外転では目立ちません。
- ⑷ 長母指外転筋第一区画を通って第一中手骨底に付く腱で、短母指伸筋の腱と並んで橈側に浮き上がります。
- ⑸ 長母指伸筋嗅ぎタバコ入れの後縁を作る腱であり、示された二本の腱とは別の位置を走ります。
解説
正しいのは短母指伸筋と長母指外転筋です。母指を橈側外転させると手関節の橈側背面に二本の腱が浮き上がり、これが前腕背側の第一区画を通る長母指外転筋と短母指伸筋の腱で、いわゆる嗅ぎタバコ入れの前縁を作ります。このくぼみの後縁を通るのは長母指伸筋の腱なので、示された二本には含まれません。短母指外転筋は母指球を作る筋で腱は手掌側にあり、長橈側手根伸筋は第二中手骨底に付いて手関節の背屈と橈屈に働くため、いずれも当てはまりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成