胃で正しいのはどれか。
胃で正しいのはどれか。
- ⑴ 幽門には弁がある。幽門には幽門括約筋によって作られる幽門弁があり、胃の内容が十二指腸へ流れる量を調節しています。
- ⑵ 胃底は噴門より下部にある。胃底は噴門より上方にあり、左の横隔膜の下に膨らんでいます。下部にあるという記述は誤りです。
- ⑶ 噴門は第1 腰椎レベルにある。噴門は第11胸椎の高さにあります。第1腰椎の高さにあるのは幽門であり、記述が入れ替わっています。
- ⑷ 幽門は第11 胸椎レベルにある。幽門は第1腰椎の高さにあります。第11胸椎の高さにあるのは噴門です。
- ⑸ 胃切痕は大彎の遠位1 / 3 にある。胃切痕(角切痕)は小彎側にある屈曲部で、胃体と幽門部の境の目印になります。大彎にはありません。
解説
正しいのは、幽門には弁がある、です。胃の出口である幽門には輪走筋が発達した幽門括約筋があり、その内面が幽門弁として突出することで内容物が十二指腸へ流れる量を調節しています。胃底は噴門より上方にあって左の横隔膜の下に膨らみ、噴門は第11胸椎、幽門は第1腰椎の高さにあるため、選択肢の椎体レベルは互いに入れ替わっています。また胃切痕(角切痕)は小彎側にある屈曲部であり、大彎の遠位三分の一にあるという記述も誤りです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成