顔面の皮膚感覚を支配する脳神経はどれか。
顔面の皮膚感覚を支配する脳神経はどれか。
- ⑴ 第Ⅰ脳神経嗅神経で、においの感覚を伝えます。顔面の皮膚感覚には関与しません。
- ⑵ 第Ⅱ脳神経視神経で、視覚を伝える神経です。皮膚感覚とは関係がありません。
- ⑶ 第Ⅲ脳神経動眼神経で、外眼筋の多くと瞳孔の調節を担う運動性の神経です。感覚は担いません。
- ⑷ 第Ⅳ脳神経滑車神経で、上斜筋を支配して眼球を下内方へ向けます。感覚は担いません。
- ⑸ 第Ⅴ脳神経三叉神経であり、三枝によって顔面の皮膚と口腔・鼻腔粘膜の感覚を支配します。
解説
正しいのは第五脳神経です。第五脳神経である三叉神経は眼神経、上顎神経、下顎神経の三枝に分かれ、顔面の皮膚と口腔や鼻腔の粘膜の感覚を広く支配します。運動枝は咬筋などの咀嚼筋を動かします。顔面の運動を担うのは第七脳神経の顔面神経であり、感覚と運動の担当を混同しないことが大切です。第一脳神経は嗅覚、第二脳神経は視覚、第三脳神経と第四脳神経は眼球運動を担う神経なので、いずれも顔面の皮膚感覚には関与しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-08_09.html)を加工して作成